側弯症という症状は、字の通り、背骨が側方(身体の左右)へ弯曲している状態により起こる症状を
指します。
- 疲れやすい、疲れが取れない
- うつ傾向
- 発作のように急に首が痛くなる
- 背中や腰の痛み違和感がある
- 下痢、便秘が多い
- 脇の下のしびれ
- 上を見上げると首に痛みがでることがある
- 長時間座っていると背中が痛くなる
- 仕事、勉強等、根気が続かない
- いつ痛みが出るかわからないために常に不安を抱えている
側弯症の原因
側弯症には先天性と後天性とがあります。後天性の場合、様々な原因が考えられますが、特定の原因は分かりずらいのが現状です。
- 精神的な強いストレス
- 長距離の運転姿勢
- 睡眠、食生活などの問題
- バレーボール、テニス、ゴルフその他左右バランスの悪いスポーツ
- 利き手、利き足の使い方の問題
-
背骨の役割
背骨の構造的な位置については先ほど説明した通り、骨盤と頭蓋骨の間にあります。この構造からも読み取れることがあります。 それは、
- 背骨は骨盤の上に「乗って」いる
- 背骨は頭蓋骨と骨盤を繋ぐ「ひも」
ということです。
背骨は自分でぐねぐねと動くことはしません。背骨が動く時は、必ず頭蓋骨か骨盤が動く時なのです。「身体が動くから」というのは、より厳密に言えば「頭か腰が動くから」ということになります。 動きが他の部位に依存している以上、「動く」ことは背骨の役割ではありません。背骨は言ってしまうと、頭蓋骨と骨盤を繋ぐ連絡路でしかないのです。
連絡路というと、何を連絡しているのかという話になります。それは「脳脊髄液」という体液です。実は、背骨の担う大きな役割がこの体液の通り道なのです。
脳脊髄液という、聞きなれない体液は、脳から骨盤までを循環しています。脳のクッション材であり、栄養素であり、体内の老廃物を流す洗浄装置でもあります。この循環が滞ることがあると、様々な問題を生むことになります。
全ての指令を身体に出している脳の重要性は言わずもがなですが、その脳を守るのが脳脊髄液です。脳脊髄液の循環が悪くなれば、脳の働きに問題が生じ、それはつまり身体全体の働きに異常を来すことになるのです。 脳脊髄液の通り道である背骨が歪むと、このような段階を経て、身体の諸症状へ表れるのです。
側弯症の改善方法
背骨の役割、歪む原理の全体像はお伝えしました。最後に、側弯症の改善方法についてお話しましょう。
と言っても、これはそんなに難しい話ではありません。歪みの原理を理解していれば、自ずとなにをすべきかは分かってくるのではないでしょうか。
- 骨盤の歪みを整える
- 体内循環がしっかりと働く環境を整える
構造的に、背骨の動きを決めるのは骨盤と頭蓋骨です。特に土台となる骨盤の影響が大きいので、背骨が歪んでいる=骨盤が歪んでいると言えます。なので、骨盤の歪みを整えることで、構造的に背骨の動きを改善出来ます。 また生理的、つまり脳脊髄液の循環として、背骨はトンネルとして働きます。骨盤と頭蓋骨のバランスを調整することで脳脊髄液の流れを促進させることで、背骨の歪みにアプローチすることが出来ます。捻じれたホースに思い切り水を流すと、ホースが真っ直ぐになることを想像してみて下さい。
原理を理解し、内と外から最適な調整を施すことで、背骨の歪みは自然と改善されていきます。なので、特別背骨へアプローチすることはほとんどありません。歪んだ背骨をぐいぐい押し戻そうとしても、理に適っていないから無駄になるからです。
もう一つ、最後に大事なことをお伝えしておきます。側弯症で悩んでおられる方は多くいますが、決して側弯それ自体が悪ということでは無いのです。 問題は側弯によって、構造的、生理的なバランスが崩れ「易く」なっており、諸症状が出ることです。
側弯であっても、バランスがきちんと取れる状態へ身体を調整していけば、悩まされることは無くなるのです。 後天性であっても、先天性であっても同じです。背骨が歪む原理
まず、構造的に背骨がどういった位置にあるのかというところからですが、骨盤と頭蓋骨の間
にあります。
胸椎から肋骨が延び、肋骨の上に乗るように肩甲骨、そして肩へと繋がっていきます。背骨が歪みを持つと、関連する他の部位に影響を及ぼすことは明らかですね。
背骨を構成するのは「椎体」という筒のような骨で、これが連結、連動することで身体の様々な動きに対応出来ます。
歪みの固定
人間の身体は無駄を嫌います。これは「慣れ」という経験で皆さん体感したことがあると思いますが、同じ動作を繰り返していると段々と効率的でスムーズに出来るようになりますね。
身体が学習し無駄な動きを省いていくためです。この「慣れ」という機能のおかげで、私たちは日常動作から専門技能まで、様々な動きを習得し洗練させていくことが出来ています。しかし、メリットの影には常にデメリットがあります。
「慣れ」は「偏り」とも言えるのです。同じ動作を日常的に繰り返していくと、身体はその動作に合わせていきます。 例えばテニスを習慣としている人は、利き手でのスイングがとてもスムーズです。腕の振りに伴う、胴体の捻り、足の踏ん張りも身体が学習します。
それと同時に、省かれている動作があるということです。単純に言えば、逆の動作がとても苦手になります。ある動きに慣れるということは、別の動きを身体が忘れてしまうということなのです。
背骨に話を戻しますと、同じ原理で背骨の動きにも偏りが生まれます。日常的に繰り返される動きに合わせて歪みを繰り返していくことで、身体が無駄を省きます。
「どうせこっちに歪むならはじめから歪んだままにしておこう」と。
一般的に言う「歪んだ状態」とは、この固定された歪みなのです。是非一度ご相談ください。
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