不眠症とはどんな症状?

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不眠症とはどんな症状なのか?

睡眠は三大欲求のひとつです、私たちが生きていく上でなにより必要な行動です。食事と睡眠が無ければ、どんな人でも

生きていけません。つまり、不眠であるということは、命に関わると言っても過言ではないのです。

しかし、現代人は不眠である人がとても多いですね。

誤解されている人が多いのですが、全く眠れないのが不眠ではありません。寝つきが悪かったり、途中で目が覚める、早朝に目が覚め

てしまうなども不眠のひとつで、自覚のない不眠症の人もたくさんいらっしゃるのです。

不眠症には以下の4つの分類があります。

  • 入眠困難-寝つきが悪く、眠いのに眠れないなど
  • 中途覚醒-寝ている途中で目が覚める。何度もあったり、一度目が覚めると眠れなくなるケースも
  • 早朝覚醒-何時に寝ても早朝に目が覚めてしまう
  • 熟眠障害-何時間寝てもスッキリ感がなく、疲れが抜けない

それぞれ、昔からだから、歳のせいかな、と気にしていない人もいますが、立派な不眠症のひとつです。

そして、これらを放置し続けていると、いつの間にか薬が無ければ眠れない、薬があっても寝た気がしない身体になってしまいます。

それは決して体質や年齢のせいではありません。

睡眠という人体にとって最も大切な機能に、不具合が生じているのです。

睡眠がきちんととれないと、様々な不調に繋がります。

疲れが抜けきらなかったり、精神的に不安定になりがちです。また、眠れないことで腰痛や頭痛などの痛みを悪化させてしまうこと

も。

不眠のために生活習慣が崩れ仕事に支障が出る人や、周囲との人間関係にまで影響するケースもあります。睡眠というのはそれほど影

響があり、とてもとても大切にしなければなりません。

そういう意味では、不眠症は最優先で治療しなけれならない疾患と言えるでしょう。

しかし、不眠症は、周囲からは「夜更かししている」「ただ眠れないだけでしょ?」となかなか理解されない症状でもあります。その

うち治るだろうと放置していたり、自分は睡眠がいらない体質なんだ、と不眠症である自覚がなく、重症化して病院へ駆け込む。そう

いう人が多い疾患でもあります。

不眠症は何よりも早く治療しなければなりません。それも、薬で誤魔化すのではなく、自然にぐっすりと眠れる状態までしっかり治療

しなければ、あなたの身体はどんどん悪くなってしまいます。

不眠症を今すぐに治療しなければならない3つの理由

なぜ不眠症はすぐに治療しなければならないのか?

それには、大きく分けて3つの理由があります。

 

1、寝る事で骨格の歪みを整えている

人間の身体にはおよそ206個の骨があります。骨同士は関節で繋がり、骨格を形作っています。

骨格があることで私たちは長い時間立ったり歩いたりすることができます。重力に対して骨格の骨性支持という力が働くことで、活動

できているのです。

骨格は剛性と柔軟性を併せ持つ矛盾を抱えています。簡単な言葉で言えば、固くてしっかり支えながら、関節は柔らかく動かなければ

なりません。そのため、関節は正しい位置からずれ、歪みを持ちやすくなっています。

骨格の歪みは人間であれば誰しもがありますが、特に歪みやすいのが脊椎です。背骨の骨同士の間にクッションとして椎間板がありま

すが、椎間板は一日の時間帯で大きさがかなり変わります。朝が一番厚く、夜にかけて薄くなっていき、また元に戻るサイクルです。

そのため、脊椎は毎日歪んでは戻るを繰り返しているのですが、歪みのリセット、つまり椎間板の厚みを復活させるのは睡眠です。

睡眠によって背骨の歪みがリセットされなければ、脊椎はずっと歪みっぱなしです。それも、毎日の生活の負荷でどんどん悪化します

から、不眠症の人はかなり歪みがきつくなりやすいのです。

脊椎には中枢神経が通っており、全身の機能に関わります。脊椎が歪んだままだと、身体の機能がどんどん低下していき、様々な不調

の原因となるのです。

2、内臓は睡眠中に活性化する

人間の身体の治療法を分類する時、私たち治療家は「筋骨格」「内臓」「頭蓋」「エネルギー」などと分ける事があります。治療法に

よっては、内臓を調整するだけで、身体の痛みや不調を治してしまう方法もあり、内臓というのは私たちの治療の重要なポイントにな

っています。

内臓が大事、というのは誰もが分かっていることですが、目に見えないし、その働きはほぼ自律神経(自分の意思ではコントロールで

きない)が支配しているので、普段意識することはほとんどありません。

例えば、内臓の病気について「早期発見が大事です」とはほぼ必ず言われますよね。それは裏を返せば、普段意識できないため内臓に

トラブルが起こっていても気付きにくいということなんです。

不眠症によって内臓の機能が低下していることにも、気付いている人は多くありません。

内臓を支配している自律神経ですが、交感神経と副交感神経に分けられ、それぞれ車の「アクセル」と「ブレーキ」のような役割をし

ています。普通、交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキになるのですが、内臓に関しては逆で、副交感神経が優位の時に内臓は

活性化します。

ごはんを食べると眠くなり副交感神経が優位になりますが、この時胃腸は消化のために活性化します。なので、身体がリラックスして

休んでいる時は、内臓がたくさん働いているのです。

身体が休んでいないと、副交感神経が優位にならないので内臓がきちんと機能しなくなってしまいます。つまり、不眠症であると、内

臓機能が低下してしまうのです。

内臓機能が低下すると、下痢や便秘、胃部不快感などのほかにも、肝臓や腎臓の担う解毒作用も弱まり、腸が9割を占めると言われる免

疫力も低下します。さらに、人間が幸福を感じる時に分泌される「幸せホルモン」のセロトニンも腸が作っているので、気分が滅入っ

てしまい、ネガティヴ思考に陥りがちです。

3、精神的な自浄作用

睡眠が骨格や内臓の歪みや機能を快復してくれることを説明しましたが、こういった所謂「自浄作用」は肉体的なことだけではなく、

精神的なところにも働いています。

人が幸福を感じる時に分泌されるセロトニンは腸で作られています。脳内物質と言われることもありますが、ほとんどは腸が生産して

います。上記にあるように、内臓機能が落ちることでセロトニンが減り、幸福を感じられなくなると気分は落ち込んでしまいます。

不眠症の人の悩みに多いのが、気分が滅入ったり、どうしてもやる気が出ない、ネガティヴになりやすいなど、精神的なものです。こ

れはストレスだけではなく、不眠症という疾患のためにホルモンバランスが崩れてしまうためなんです。

また、睡眠は一日の記憶の整理を行うタイミングでもあるので、不眠症では脳の働きも鈍くなりがちです。思考力が低下し、仕事中に

ぼーっとしてしまう、人の話が頭に入ってこないことも起こります。学習能力にも影響しますよね。

睡眠をしっかりとれないというのは、知らず知らずのうちに心の病気になってしまうきっかけでもあります。精神疾患を患っている人

に不眠症が多いのも理由があるんですね。

以上、3つの理由から、不眠症は出来るだけ早く治療し、しっかりと眠れるようにしてあげなければいけません。

自分で自分の身体と心をケア出来なければ、私たちは何十年も生きていけません。6~8時間もの睡眠時間が無ければ、高性能な人間

の身体は維持できないのです。

身体の不調、心の悩みも、不眠症が原因となっているかも知れません。人の身体を良くするためにも、睡眠はなにより大切なのです。

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